ドラマ
監督:ウィリアム・ディターレ
フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」を基に映画化。
ルイ11世統治下のパリ。その中心にそびえ立つノートルダム大聖堂で幼少期から働いている幸薄のせむし男カジモドは、ある日美しいジプシーの踊り子と出会う。カジモドは自分の醜い外見を差別せず、人間的な愛情を注いでくれたジプシー娘に恋をするが…。
時代は15世紀。迷信と偏見に満ちたパリが舞台。
カジモドとジプシー娘に、深い絆が生まれる。
運命に翻弄されながらも、ジプシー娘に純愛を捧げるカジモド。カジモドの鬼気迫る演技が凄かった。
・・・エスメラルダ、助けてもらったじゃん。
「自分も石像だったら良かったのに」と呟いたカジモドが石像にもたれかかるシーンが、なんとも切なくて哀しい感じ。
メイクはオリジナルの方が怖い。でも本作の方が良かったな。