Tラモーン

13日の金曜日のTラモーンのレビュー・感想・評価

13日の金曜日(1980年製作の映画)
3.4
ホラーチャレンジ第六段!


クリスタルレイクキャンプ場再開のため、オーナーのスティーヴの元へ集まった協力員の若者たち。住み込みのアルバイトを楽しみながら仕事をする彼らだったが、そのキャンプ場は過去に少年の溺死や殺人事件、水質汚染などが度重なる呪われたキャンプ場と呼ばれた場所だった。そして若者たちが1人、また1人と何者かに襲われていく。


アメリカンホラーと言えばこれ!という超有名作品にトライ!

なんだけど、思ってたのと全然違うぞこれ。

ていうかU-NEXTさん、あらすじにハッキリ「シリーズのアイコンとなったホッケーマスクの男は登場しないのだが」って書いてある。ホッケーマスクの男出ないのかよ!あれがジェイソンじゃないのかよ!Why Japanese People!?(©︎厚切りジェイソン)

ただただ不気味で不穏な雰囲気のなか殺されていく若者たち。時代的なチープさはあるもののけっこうショッキングな殺され方。斧パッカン🪓とアーチェリーでドアにブラン🏹はワオ…ってなる。
そして若かりしころのケビン・ベーコンが初々しい。

理不尽な殺戮と、不気味な犯人目線のようなカメラワークが不安感と恐怖感を煽る。

とは言えなんだかテンポが悪いのと、クライマックスが若いお姉ちゃんとサイコババアのモッタリ平手打ちキャットファイトなのはなんだかなぁ笑。
でもババアのサイコな目付きとヤバい独り言の不気味さはかなり。

アリスは最後あそこまでやるんだから、もっと早くにトドメを刺せよ笑。

あ、でも正直ハッピーエンドを匂わせてからのボートのシーンはビックゥゥゥゥって肝冷やした。

なるほどね、あそこからシリーズを膨らませてくわけね。この作品からよくぞここまで大きいコンテンツに成長させたもんだ。
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