言わずもがな、ロシアの文豪トルストイの名作を原作とする3時間28分の長編映画ですが、ナポレオンのロシア侵攻をモチーフにしたストーリーはなかなか見応えがありました。 また偶然かもしれませんが、プーチンがウクライナに軍事侵攻したこのタイミングにNHKがBS-Premiumでこの作品を放映した意味も当然考えてしまいます!
映画ファン的には、どこかロシア版『風と共に去りぬ』だなあとも···
それと、至って独りよがりな見方ですが、リベラルなロシア貴族を演じたヘンリー·フォンダは『荒野の決闘』でワイアット·アープを演じましたが、同じくワイアット·アープを『OK牧場の決闘』で演じたバート·ランカスターは『山猫』でイタリア貴族を演じていたなあ、なんて取り留めのない類似点にニンマリしていました。