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ケイン号の叛乱のchitchipapaのレビュー・感想・評価

ケイン号の叛乱(1954年製作の映画)
3.6
当時トップスターのハンフリー・ボガートが偏執症の掃海挺艦長というクセモノを演じた海軍映画。
前半は艦上で起きた戦時下の人間模様、艦長と下士官との幾つもの軋轢が描かれますが、後半では舞台が軍法会議に移り緊迫した法廷劇に様変わりします。
法の下の正義を語っているようで、実はアメリカ人が最も嫌い蔑むもの、即ち“嘘つき”と“臆病者”が糾弾される結末に観客は溜飲を下げることが出来ます。
俳優の中ではリー・マーヴィンがチョイ役の水兵で出ています。
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