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勇気ある追跡のmasayaanのレビュー・感想・評価

勇気ある追跡(1969年製作の映画)
3.0
う、うーん。コーエン兄弟版はまだ坊やだったころに観た記憶しか残ってないのでこっちが3つ星ではアンフェアな評価かもしれないですが、これはなんていうか・・・生ぬるいというか、ご都合主義が中途半端と言うか、『シェーン』を西部劇の頂点だと信じている人が楽しむための、極めて道徳的な西部劇と言うか・・・。ジョン・ウェインと少女との邂逅と言う点だけで『捜索者』と比べてはいけない作品。69年という比較的最近の作品とは言え、西部劇の文脈で見ようとすると失敗しますね。ポスト西部劇としての工夫も、結局は仁義、ヒューマニズムかよ、という気が・・・。それよりも何よりも、左に向いていた女の子が次のショットで瞬時に右を向いていたりとか、頼んでもいない感動演出のためのストリングスとか、音楽と編集のセンスが受け付けなかったのが大きいかなー。現段階で西部劇ベスト40を作るなら、30~40位になんとか入る感じだと思います。ごめんなさい!