このレビューはネタバレを含みます
イーニド、可愛い。
恋多き女の子。
昔のパンクロックが好きで、コレクション趣味な冴えないおじさんに惹かれて、性に興味があって、世の中に悪態をついていて、大人に憧れている子供。
どこかに行きたいと願っているけど、どこにも行けない少女。
比較してレベッカが大人びて見えたけど、
17歳の女の子なんてみんなイーニドみたいに子供っぽいもんじゃないかなと思った。
冴えない男が嫌いで好きな、冴えない女の子。
来ないはずのバスを待つ男性。
最後にはなんとバスがやって来て、どこか遠くへ運ばれていく。
チャレンジして、失敗して、なにかを嫌いになったり好きになったりして、
悪態をついていた世の中を少しずつ知るようになって、そうやってオトナになっていくんだよね。
映画館で観られて良かったな。