めるる

ゴーストワールドのめるるのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
4.4
2023年鑑賞41作目
リバイバルで映画館にて鑑賞。
こういうティーンエイジャー映画大好物。
スカーレットヨハンソンの少女時代とかもう可愛すぎるしすでに色気がある!

作品の内容的でいうと、
友達と一緒にいろんな人の人間観察して面白おかしくして笑い合ったりってことは学生の時に自分もやってたなあ。
イーニドのように結局周りのみんなは大人になっていって自分から離れてしまう感覚、自分だけ取り残されたような感覚なんとなくわかる。。。
自分自身は高校卒業してもそのまま変わらずのノリでいたのに、どんどん周りはちゃんと社会に溶け込んで年齢それなりの人間になっていって、だんだん自分だけが1人になったような気分。
せっかくシーモアという新たな友達(新たな依存先)を見つけたけど恋愛関係になるのも違うし、家庭でも将来のことでも結局何もかも思い通りにいかなくて嫌になって放り投げちゃう感じが最後のバスのシーンに繋がったのかな。
でもこの最後のシーン(not in service)はどういう意味なのかっていうのは見る人に委ねてるから人によって解釈が違うんだろうな。

とりあえず若い時って自分のことを気にかけてほしいんだよね。
まあ若い時だけじゃなくていつまでもそうか。
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