めるるさんの映画レビュー・感想・評価

めるる

めるる

  • List view
  • Grid view

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

2024年鑑賞14作目
ダイジンかわいいけど生意気だなって思ってたら最後が切なかった。
ダイジンも元々そうたと同じように閉じ師だったのかな、そう考えると自由になって要石の役目から解放されたいっていう思
>>続きを読む

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.6

2024年鑑賞13作目
字幕がないと何を言っているのかわからないシーンがちらほら、特に帝がなにを言ってるのか聞き取れなかった。
次作もありそうな終わり方だったのでまた美しい主人公2人を観れるのを楽しみ
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

2024年鑑賞12作目
誰が裏切り者かを予想しながら観るのが楽しかった。
最後まで見終わった後に、冒頭の会話劇に何かヒントあったのかなと思って見返したけどマドンナのLike a virgin について
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

2024年鑑賞11作目
あらすじだけ見てミステリー作品かなくらいの軽い気持ちで見たらかなり重たいテーマが描かれていた。
見ていてつらくなってしまうシーンがあるけど目を逸らさずにはいられなかった。
市子
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

2024年鑑賞10作目
ジャズかっこいい!
音楽の世界は雪祈のように小さい時から音楽漬けの人が頭角を現すパターンが多いけど、
玉田は大学から始めたのに最後の方は天才2人にも追いつくレベルのドラム力でめ
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.7

2024年鑑賞9作目
他の人には言えない趣味嗜好は誰にでもあるはずで、それがあまりにもマイノリティすぎると多様性が認められつつある昨今でも理解され辛いんだと改めて感じた。
別に変わった趣味嗜好を持って
>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

2024年鑑賞8作目
世界史で勉強した事柄がいっぱい出てきたこんなことあったなあとか記憶を掘り返しながらの鑑賞。
初っ端からギロチンシーンをしっかり描いていてびっくり!

ナポレオンとジョセフィーヌの
>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.7

2024年鑑賞7作目

見る価値のある作品。
オセージ族という民族を知らなかったし、ネイティブアメリカンが大富豪だった事実なんてあったけと思いすぐさまこの映画が実話に基づいているのか、オセージ族という
>>続きを読む

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.2

2024年鑑賞6作目

芸術作品。個人的にはめっちゃ好き。

演技ではないドキュメンタリーだからこそ
当時のパリのリアルが知れる貴重な作品。
パリに住んでるっていってもパリ出身じゃない人の方が多いし、
>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.4

2024年鑑賞5作目
終始淡々としていて何が起きたのか、誰が父親なのかなどあまり語られていなかった。
だけど最後らへんの医者との会話や家での違和感などからなんとなーくこういうことが起きたのかなっていう
>>続きを読む

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.7

2024年鑑賞4作目
ニューヨーク愛に溢れたウディアレンの過去作
各エピソードが始まる前に話の内容を要約したようなキャプションがあって、それが小説を読んでいるような感覚になる。
笑えるようなシーンもあ
>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

2024年鑑賞3作目
キューバ危機という歴史的出来事は知っていても危機を回避するためにたくさんの人が命を落としてまで尽力していたなんて。。
一つの出来事に対して教科書を読むだけではわからない無数のこと
>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

2024年鑑賞2作目
災難が家族の絆を取り戻すきっかけになるとは少し皮肉だけど、苦しい時こそ家族で助け合えてるのなら絆の強いほんとの家族だと思った。
最後の水の在処を探すシーンは、初めのシーンと対比さ
>>続きを読む

ゾラの生涯(1937年製作の映画)

3.7

2024年鑑賞1作目
ちょうどゾラの作品を読んだばかりで、かつドレフェス事件とも関わりのある人なのでどんな人なのかを映画を通して知りたいと思い鑑賞。
まずセザンヌとの同居時代から描かれていて、「ナナ」
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

2023年鑑賞59作目
解説ありきで面白い映画。
ゲットアウトとかusの監督だけあってホラーチックの映画でもちゃんと意味がある作品になっていた。
映画が始まる前に流れる旧約聖書の一節がこの映画のテーマ
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

2023年鑑賞58作目
ターはオーケストラを私物化してるしプライベートの問題を仕事に持ち込みすぎ。
それにクリスタとターの間でほんとは何が起こったのか詳しく描かれていないのでわからないし、全体的に描か
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

2023年鑑賞57作目
最初はなんでこんなのがアカデミー賞とったのかと思ってたがそんな思いは開始30分もすれば吹っ飛んだ。
映像表現はもちろんのこと、コメディ感を入れつつしっかりしたメッセージ性もある
>>続きを読む

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.7

2023年鑑賞56作目
最初は気づかなかったけど、映画ポスターがもうネタバレしちゃってるじゃんって鑑賞後に気づいた。
ブルースウィリスってことも気づかないレベルでわからない。
結構ブラックコメディーで
>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.7

2023年鑑賞55作目
めちゃくちゃかっこいいブラピとアンジーが観れる映画。
まじで2人ともセクシー&ホット過ぎて2人の間に入れる人なんて誰もいないくらい超お似合いだった。
でも時々アンジー見てるとキ
>>続きを読む

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.8

2023年鑑賞54作目
実際にこういうことが起きてるんだと思うとなんとも言えない悲しい気持ちになる。
食べきれないからといって残りを捨てたり、新品の服を安かったからといって捨てたり、なんとなく目にする
>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.4

2023年鑑賞53作目
全ての歌に現代社会を反映したメッセージ性があるし、曲調もよかった。
これは映画としてではなく劇場で実際に見る方が何倍も良さそう。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

2023年鑑賞52作目
擬似家族になっていくあたりが万引き家族に少しだけ似ていた。
どの人も「生まれてきてくれてありがとう」と言われるべきだし、大人になっても他の人にそう思ってもらえるってことはとても
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

2023年鑑賞51作目
繰り返す日々を職場で描いたのが面白い。
直属の上司から順に分からせないと伝わらない=1番上は下っ端の意見なんか聞いてくれないという日本らしい企業文化が皮肉として描かれていた。
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.9

2023年鑑賞50作目
ミー坊はのんしか考えられないってくらいのハマり役だった。
ひとつのものをずっと好きでいるって才能のひとつだと感じた。
どこまでが実話なのか鑑賞後に調べてみたけど、親友のヒヨやヤ
>>続きを読む

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.7

2023年鑑賞49作目
映像がめちゃくちゃきれい!
演者の人たちが美しいのはもちろんだけど、カメラの撮り方が透明感あって世界観を作り出していた。
そしてあんまりあらすじ見ないで見たから、最後(みっちー
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

2023年鑑賞48作目
毎回死のうとする度に誰かの邪魔が入って人に呼ばれるとすぐに呼ばれた方に行ってしまうあたりが元々の根っこが優しくてお人好しなんだってのが伝わってきた。
マルソルのおかげもあって地
>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

2023年鑑賞47作目
好きだなあ。
小林聡美ともたいまさこってよく共演してるけどこの2人の組み合わせってなんか好き。
そしてそこに片桐はいりが入ってるのも好き。
ガッチャマンを合唱するところとか、ト
>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.6

2023年鑑賞46作目
まず動物たちが可愛すぎて癒されるし、ナマケモノとかみたいにちゃんとそれぞれの動物特有の生態も反映されていてそこをお笑いポイントに落とし込んでるあたりとかも最高だった。

普通に
>>続きを読む

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.6

2023年鑑賞45作目
アメリカのディズニーランドのスプラッシュマウンテンのテーマが南部の唄からこちらの作品に変更されると知ってから内容が気になってた作品。

主人公が作中のほとんどカエルの姿という今
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

2023年鑑賞44作目
元ヤクザが社会復帰しようとする作品
裏社会から普通の社会で生きようとするのは難しいことだけど、その社会での生きづらさがまた裏社会に戻させてしまうんだということに改めて気づいた。
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

2023年鑑賞43作目
トランスジェンダーの話かと思ったら、毒親や精神的虐待なども扱っていて、そういったシーンがバレエの華やかなシーンと対比していてより辛くなってしまうような演出に感じた。
そして最後
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

2023年鑑賞42作目
戦争を扱った作品なのにコメディ感満載で今まであまり見たことのないような内容だった。
でも泣けるところもあるし、戦争の悲惨さを目の当たりにすることもあるけど、少年の初恋を描いてい
>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.4

2023年鑑賞41作目
リバイバルで映画館にて鑑賞。
こういうティーンエイジャー映画大好物。
スカーレットヨハンソンの少女時代とかもう可愛すぎるしすでに色気がある!

作品の内容的でいうと、
友達と一
>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.4

2023年鑑賞40作目
あんまり見たことないようなカメラのアングルで変態的な撮り方だなと感じたけど不思議と没入感もあった。
そして画質の荒さが当時の渋谷っぽさを表しているようにも感じた。
キャプテンが
>>続きを読む

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.1

2023年鑑賞39作目
外見の醜さよりも内面の醜さの方が醜い。
外見が醜いのが怪物ではなく、心の醜さが怪物にさせる。
そんなメッセージが込められているように感じた。だからこそあえて魔法は登場せずに
(
>>続きを読む

>|