このレビューはネタバレを含みます
なんだろうなあサブカルチャー的な、こういう映画っていうパイオニアなんだろうな、映画を観たなあって言う気持ちにはなったなあ
居場所が〜とか好きなものだけを〜とかそういう青春拗らせちゃんのためというよりもシーモアという中年男性のキモさを存分に味わって日頃の行いを悔い改めようっていうものがこの物語の根幹だと思う
お互いがお互いを求めていない時に熱が入る、求められたら避けるようなあの感じはとてもリアルだなと思った、シーモアのあの狂ったような様はとてもナード特有の恋愛の不得手さが出ていて素敵だったあくまでキモくなくちゃね
結局未成年に手を出しちゃってるからな、普通にキモいからねキレイゴトで語られたくないな
あのバス停はきっと死の概念的なものなのかな、身嗜みを整えスーツケースひとつでバス停を延々と待つお爺さんと立ち寄るような勢いで何も持たずバスに乗り込むイーニド
エンディング後のシーモアが勝つシーンが謎すぎる、けどきっとそういうキモい妄想って考えればよりシーモアっていうリアルなキモ男像が強度を持つな