ゴーストワールドのnmcmnoのネタバレレビュー・内容・結末

映画館でも観た後にレビューをみて、人によって注目するポイントが違っていて、ラストシーンの考察も三者三様だったので、それをなんとなく読んだうえで、2回鑑賞した。

私は、イーニドの若気の至りのような行動にはあまり共感できなかったけど、それはまだいわゆる「イタさ」の渦中にいるために、気づいていないだけかもしれないと思った。

ラストシーンについては、個人的にはイーニドが向かう先は希望ではないか？と思う。ノーマンはバスに乗る時、手荷物を何も持っていない。それに対してイーニドは鞄をもってバスに乗る。それぞれの目的が果たされるバスであることを願いたい。イーニド自身も「ある日突然消えてみたい」と発言してはいたものの、生きることに希望を捨てたわけではないのでは？と感じた。