痛いほどに中二病感が漂う映画(実際は高校卒業後の物語だけども)。
何故か最初の卒業式後に中指を2人で立てるシーンはたまに思い出してしまう(なにかやり切った後とかね)。
若い自分故に世の中を見下したり、誰にでも一瞬はあったようなそんな痛い青春時代が恐ろしいほどリアルに描かれている。けして明るい青春ものではない。明るい青春映画(旅するジーンズシリーズとか)みたいなのを望んでいる人にはけしてお勧め出来ない。また結末には好みの別れる映画だと思う。
主人公少女2人組が後半にいくにつれて、現実や社会という壁にぶち当たりすれ違い始める描写なんて、この世代の友情を上手く表現しているなと感心した。見た後に妙にリアルな気分にさせられる。
また若き日のスカーレット・ヨハンソンが見れる(それだけでも面白い？)。
