アンダーソン

ゴーストワールドのアンダーソンのレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
5.0
 全米の若者の間でカリスマ的人気を誇るダニエル・クロウズの新感覚コミックを「アメリカン・ビューティー」のゾーラ・バーチ主演で映画化したおしゃれでキッチュでとびきり切ない青春ストーリー。

周りの『普通』の人たちとは馴染めない見ていて痛々しい行動をする主人公イーニドとその友人レベッカの青春を描いていて正に厨二病だなと実感するも彼女のこの世界に対して退屈だと感じてるところに共感してしまうし、思春期特有の悩みや葛藤が
すごいよく描かれていたと思う。
そして若き日のソーラバーチとスカーレットヨハンソンの芋くさい感じも可愛くてよかった笑

あと個人的に思ったのが惡の華などで知られる漫画家押見修造はたぶんこの映画に
かなり影響受けて色んな漫画を描いてるんじゃないかなと感じました。