スプーン

サラの鍵のスプーンのレビュー・感想・評価

サラの鍵(2010年製作の映画)
5.0
フランスのユダヤ人強制連行にまつわる話。

中盤、現代の主人公は仕事仲間に問いかけます。「あなたならその時どうした?」と。

現代でも受け入れられない人がいるという事実は、これがひとりひとりの内面での差別・弱さとの闘いを意味しているのだと思います。

歴史が重いです。でもその重い歴史を『受け継いでいかなければならない』という制作陣の思いを感じます。