ダオ

キング・コングのダオのレビュー・感想・評価

キング・コング(1933年製作の映画)
4.2
某所へ旅行、美味しいもの食べてきました。小麦とか大豆とか海産物とかいろいろなくなりそうなんであるうちにね。まさかの大雪であせりましたがなんとか帰還。したら停電しそうってあんた。戦時下だからねマジで。やり方ずーっとおんなじ。真面目に聞いてたら映画も見れなくなるわ。

さてキングコング。1933年にアメリカでつくられたメリアン・C・クーパーとアーネスト・B・シュードサック監督作品。絶海の孤島と大都会ニューヨークを舞台に巨大な怪獣キング・コングを追い詰める人間のあくなき欲望を描いた傑作。

公開当時映画館で見ましたってもろちん嘘ですが、初めて見たような気がしましたが、最後の飛行機の場面は見覚えがあるようなないような。なんでもこれはいつか黒人に酷いことをされるという白人連中が潜在的に持つ恐怖を描いたお話とも言われているんだそうですね。エグいね。

凄いのは今に通じるテーマがふんだんに盛り込まれていること。文明批判、自然破壊、見せ物主義、限りない欲望のありよう。いい加減にしてくださいよぉお金持ちさん。

巨大怪獣同士の戦いも素晴らしい! コングには愛も芽生えていたんだけれどねぇ。そこ掘り下げるのは難しかったですね。惜しい。
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