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博奕打ち 総長賭博のtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

鶴田浩二。こういうのを観ると。銭形平次が鳶の出自で若い頃はヤンチャしていて。怒らせたら怖いってのがよくわかる。江戸の岡っ引きの中でも平次は次郎長のように清濁あわせのんだ大親分の貫禄で描かれている。跡目問題の難しさはそのまま維新や戦後にも。コロナ後の庶民のありふれた相続問題にもあてはまり。明朗時代劇とは異なり。戦争にさえ。なる。本作はいかにも現実的なポリティカルフィクションの政治悲劇。以上パゾリーニに続き。ヴィスコンティっぽい本作。っということで。
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