- Yen Townは、お前たちの故郷の名前だろう!
円を求め彷徨う
円がなければ、まともに死ぬことさえできない
“円盗”
円の先には何があったのか?
そもそもどうして、円が欲しかったのか?
欲しかったものは、本当に円なのか?
名前もなかった芋虫
戦う術を覚え、円を手にし、蝶となる
蝶は果たして、空へと飛び立てるのか?
その先には
円も名声も命さえも必要ない
ただ、生きる
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こんな映画が、日本で24年も前に作られていた
その事実に慄き、圧倒された
国籍も性別も全て超えて、痛烈に日本を皮肉りながらも、エンターテインメントとして完全に成立している
独特の世界観と出てくる人物の爽快さとその中に潜む不穏にワクワクが止まらない前半
Charaの歌唱に圧倒され、動き出す物語に切なささえも覚える中盤
全てが収斂したとき、確かなものを胸にずっしり残す終盤
どれをとっても隙なし
江口洋介かっこいいし、山口智子の意味わからん感じもいい