健一

チャンプの健一のレビュー・感想・評価

チャンプ(1979年製作の映画)
3.6
1979年。🇺🇸映画。

アンジェリーナ・ジョリーは当時4歳です。

昨日オリジナル版を観たので、せっかくだからリメイク版も鑑賞。

親子の絆を描いたボクシング映画。

主演はアンジェリーナ・ジョリーの お父ちゃん ことジョン・ヴォイトとフェイ・ダナウェイ。

リメイク版より30分近く長いせいか、かなり丁寧にリメイクされている印象。
ストーリー、そして "泣きどころ"はほぼ一緒なので、昨日観てしまったせいか 本作ではあまり涙が出てこなかった。

この反省を生かし、今後はオリジナル、リメイク版を連続鑑賞するのはやめようと思った。

このような作品は子役の子の演技の上手さ加減が作品を大きく左右するが、本作の子役の男の子は完璧!
本当に素晴らしい演技でした。
もっと世間的に評価されてもいいと思ったのに。

さほど評価されてない。

何故かというと🇺🇸では本作劇場公開の半年後にあの名作「クレイマー クレイマー」が公開され、
子役の演技の素晴らしさ、親子の絆を描いた傑作、ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープの名演と。 全ての話題を「クレイマー〜」に 総取りされてしまい、「チャンプ」はあっという間に人々の記憶から消えていってしまいました。

この年('79年)は本当に名作、話題作が豊富な年で「クレイマー クレイマー」をはじめ
「地獄の黙示録」「ノーマ・レイ」
「オール・ザット・ジャズ」
「チャイナ・シンドローム」
「エイリアン」「スタートレック」と。凄いラインナップ。

本作も本当に良い作品なのに完全に影に埋もれてしまって、とても気の毒な作品です。

ただ一応 本作も 「泣く映画の代名詞」として'70〜'80年代に青春を過ごしたかたには有名な作品です。


😷コロナパンデミック中に鑑賞😷
健一

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