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「チャンプ」に投稿された感想・評価

3786

3786の感想・評価

3.0
科学的に一番泣ける映画らしい。感動はしたが感涙はしなかった。
ボクシング映画というより親子の絆をテーマにしてます。
最後のシーンはとにかく泣けます。
上映当時も非常に評価が高かったように思います。
シズヲ

シズヲの感想・評価

3.8
自堕落な生活に落ちぶれた元ボクサーと父親を信じ続ける息子の親子ドラマ。いちおうボクシング映画らしいが、終盤の展開や主人公のプロフィールを除いて作中におけるボクシング要素はそんなに大きくない。あくまで父親と子供の物語である。育児から離脱した母親、父性に寄り添う子供、離婚夫婦の関わり合いなど、諸々の部分は寧ろ同年代の『クレイマー、クレイマー』っぽい。

この映画の魅力はひとえに主題となる親子のアンサンブルそのもの。父親役であるジョン・ヴォイトの演技も勿論素晴らしいけど、やはり子役であるリック・シュローダーの好演が本作のエモーションを担っている。父親のビリーはどうしようもないボンクラだけど、それでも息子への愛情に溢れている。息子のTJもまたボクサーとして挫折した父親を今もなお“チャンプ”と呼んで慕っている。全編を通じて描かれる父子の絆が実に愛おしい。一度は離別したチャンプとTJが結局は互いに愛情を捨てきれず、その後に無人の競馬場で再会するシーンが本作で一番好き。ただ、感動要素という点で物語構成よりも子役の演技に依存している感はなくもない。

チャンプがボクシングへと向かう終盤の展開は山場なのに思ったより乗り切れなかった。序盤〜中盤にかけてはあくまでフェイ・ダナウェイも絡んだ親子関係のドラマが中心で、主人公とボクシングの結び付きに関しては殆ど掘り下げられないんだよな。それだけに「TJのために何かをする」という想いでボクサーとして復活する流れになっても微妙な突飛さを感じて今一つ盛り上がれなかった。復帰を決意してからもトントン拍子で試合へと進んでしまう感が否めず、この辺は試合までの前フリと主人公の掘り下げが全編を通じてじっくりと結び付いていた『ロッキー』とどうしても比べてしまう。親子ドラマとしても前述した『クレイマー、クレイマー』のが秀逸かなあ。

大筋とは関係ないけど、朝焼けの競馬場から始まるオープニングの美しさはさりげなく好き。そういえばジョジョ4部に登場する虹村億泰はトニオさんのスタンド能力で号泣したとき「『チャンプ』ッつー映画のビデオ見たときゃあもっと泣けたよおれあよぉ〜〜」と言っていた。億泰の親子関係を踏まえると、彼がこの映画で泣いたというのは何だか印象深い。
SYU

SYUの感想・評価

5.0
2020/11/29
2020年105本目
監督 フランコ・ゼフィレッリ
ジョン・ヴォイト
リック・シュローダー
フェイ・ダナウェイ

【父の生き様】

酒と賭け事に溺れる元チャンピオンボクサー(ヴォイト)が、愛する息子の為に再起をかけたタイトル戦に挑むまでを描いた感動のドラマ。

レビュー700本目に未見だった名作を鑑賞しました。

これは男なら、そして親なら涙無しでは見られない作品でした。

確かに酒も飲むし、ギャンブルで身の破滅を招く、しかしこの父親が何故か憎めない、それは息子のTJを心から愛している様が伝わってくるから、J・ヴォイトの不器用な愛情、そして、本作を名作たらしめた立役者R・シュローダーが演じる息子TJの、父親に向ける無償の愛と信頼や尊敬、父親を語る時のキラキラした瞳の美しさ、中盤描かれる父子の絆に胸を打たれました。

後半に入ったあたりから既にウルウルし始めていましたが、クライマックスの試合シーンでは涙腺が決壊してしまいました、殆ど内容を知らずに見ましたので、あのラストには暫く涙が止まらず大変でした、家族が出掛けてて本当に助かりました。
久しぶりに号泣して、身体がリセットされた気がします

やはり名作と言われるだけの事はある素晴らしい一本、また一つ好きな作品が心に刻まれました。

"俺はやるんだ、今やるんだ"
Kaho

Kahoの感想・評価

4.0
きりん🦒さんレビューから( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )♡
これとっても良かった◎

最初から最後まで丁寧に描かれているのも好感が持てる!!
もっと多くの方に観てほしい作品です🌸

かつてのボクシング・チャンピオン、ビリー・フリンは、妻と別れてからツキにも見放されタイトルを失い、今は競馬場に勤務して一人息子とどうにか生活していた。
息子のT・Jは、それでもいつの日か栄光の座に戻る日を夢見てトレーニングを続けている父親を尊敬し、パパと呼ばずに “チャンプ” と愛称で呼んで、父が再びチャンピオンの座に返り咲く日がくるのを信じて疑わなかった。
そして彼は、そんな息子の期待に応えようと再びリングに登ることを決意する……。

ボクシング映画でありながら、父親と子の絆にかなりフォーカスされてます👦🏼
T・J役の子役がこれまた可愛いし、素晴らしい演技✨✨✨👏
もちろん、ビリー役のジョン・ヴォイトの演技も素晴らしいんですが、もう一人の主役はT・Jやと思いました(*´˘`*)♡
T・Jなしでは成り立たない作品!
てか、ジョン・ヴォイトってアンジェリーナ・ジョリーのパパなんや!😱😳💦
ほんまその辺無知でごめんなさい…🙏💦

T・Jはパパの一番の味方であり、ファンであり理解者( ´•௰•`)
ダメダメなパパを常に元気づけ励ます👊✨

複雑な家庭にも関わらず、子どもながらに必死に色々物事を考え、パパが大好きなT・J
ママと再会してもやっぱりパパからは離れられない
そして、ボクシングをしてるパパが一番大好きなT・J( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )
自分の息子にこんなにも応援されたら、そりゃダメダメなパパから打破しようと思うよね

ラストのチャンプって連呼するシーンは涙なしでは観れませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。

ほんまにおすすめです😌🍀
泣いたーーー
I want champ
TJがかわいすぎる
ズルいわ、こんなん泣くわ。

元世界チャンピオンのビリーは、今では落ちぶれたクズ男。色々あって、息子の期待に応えようと再びリングへと上がる。
しかし37歳はボクサーとしては高齢で…

ストーリーはちょっと出来過ぎで、お涙映画に無理やり持っていった感がある。
が、息子TJ役のリッキー・シュローダーが可愛くて、反則級で。彼の名演がこの映画の全てだ。
TJが色んなシーンで呼ぶ「チャーンプ!」が耳から離れない。

ラスト25分の苦しい展開は、中盤までの楽しかった思い出があるからこそより説得力が増す。
信じる息子と、それに応え戦い続ける父の固い絆。こればっかりは母親ではダメなのです。
2人とも本当の親子のように見えたよ。


「死ぬ気でやる」って言葉があるけど、スポーツって下手するとホントに死んでしまうことがある。本気でやればやるほど。
だから見る側も胸が熱くなるんかなぁ。
などとふと思った。
チャンプかっこいいし、TJ可愛かった!演技もうまくて良かったな^_^
hichu

hichuの感想・評価

5.0
小学生の頃テレビで観ました
荒みつつあった僕の心に深く響きました

何も言うまい、ボロ泣きです
Melko

Melkoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「アニーのこと好きだった?」
「もちろんさ!だからお前が生まれたんだ!」

ダメダメ親父ボクサーの、再起をかけた傷だらけの物語。まだ37なのに、対戦相手には老ぼれと呼ばれ…
馬鹿やろう!老ぼれナメんなあぁあぁあ!!

ああダメだ、どうしようもなく泣いた。
これは、父であるダメ親父ボクサービリーと、彼の人生のセコンド 息子のTJの話。
父親という生き物は不器用。生き方・生き様を子に伝えるには、背中で語るしかない。学がなく、金もなく、腕っ節の強さしか取り柄のないビリーが、愛する息子TJに見せられる、背中。

この親父ビリーがホントにダメな奴。お調子者で明るく陽気だが、酒とギャンブルがやめられない。息子が貯めてたなけなしのお小遣いにまで軍資金として手を出し、自分が息子にプレゼントしたばかりの馬を賭けてしまう。どこか刹那的に生きている節もある彼だが、生きる理由はきっと息子のTJ。キラキラした瞳で、既にボクシングから退いているビリーを「チャンプ」と呼び、ビリーがボクシングの舞台に返り咲いてくれることを願っている。
息子はいつだって、父親のカッコいい姿を見たいもの。健気に尽くすTJを裏切るかのように、落ちぶれまくるビリー。

そこに現れる元妻アニー。金持ちと結婚し、何不自由ない暮らし。TJとビリーを捨てて出てったのに、母親面。それはないだろと思った。あたし女だけど、こんな女キライ!綺麗事ばっか言ってんじゃねぇ!子どもが産まれてから8歳までという、一番大変な時期を面倒見ず、「おしめも変えず、鼻もかませたことないくせに、なにが母親だ?」とビリーは言うが、まさにその通り!どれだけビリーがクズだろうが、父親としてダメだろうが、それでもビリーは自分なりに仕事をしている。競馬場のみんなと、力を合わせてTJを育て上げてきた。
子は親の背中を見て育つ。TJが真っ直ぐ育った事が何よりの証拠ではないか。Bullshitとか言っちゃって、ちょっと口は悪いけどね、TJ。
再会したTJを抱きしめながら、首の匂いをかぐアニーに、寒気。海に連れて行ってキャッキャ遊んだり。サンドイッチ作ってあげたり。なに?それで親のつもり?子育てオナ◯ーかよ、やめろ。

とことんダメなビリー…でも何故か自分を捨てたアニーのことは本気で愛していて、それはずっと変わらない。ビリーが他の女とイチャイチャしたりは一切なかったところが好感高い。アニーに戻ってきて欲しいと男泣きするところは、グッときてしまった。男の涙は苦手だが、こんなに真っ直ぐに泣かれると……

子を持つ親は強い。何よりも強い。自分の親を見てそう思ってきたことだけど、この映画を見て確信に変わった。この子のためなら死ねる。そう心に誓い挑んだカムバック戦。
僅かなプライド。どんなにボコボコにされ、こめかみから血を流しても、倒れても、丹下のオッサンのようなトレーナーに「もうやめよう」と止められても、決してタオルは受け取らない。これが、この子に見せてあげられる、俺の背中だから。
「俺は勝つ。絶対に勝つ。」取り憑かれたように敵に立ち向かう。
TJ役の子役は、眩しい笑顔と切ない泣き顔で、大人顔負けに圧巻の演技だったが、この最後の試合は、目の前で繰り広げられる壮絶な殴り合いに、ビビりまくって本当に泣きじゃくっているようだった。気持ちが痛いほどわかる。父親に、勝って欲しい。でも、これ以上ボロボロになる姿を見たくない。耐えられない。泣きながら、ハーフタイムにビリーに駆け寄るTJ。
本気で、「死んでも良い」と思って向かってくる人間には、どんなに強い相手でも、敵わない。

まさかのラスト。天使になったビリー。
忘れないでほしい。父親が全力で敵に挑んだ背中を。

アンジェリーナジョリーの父、ジョンヴォイトがビリーを演じていた。それにしても若い!!!ダメダメだけど、子を愛する気持ちが溢れ出ていた。
アニーのところに遊びに行ってたTJを迎えに行くビリー。お土産にぬいぐるみ用意してたのに、アニーのことを嬉々として話すTJを見て、こっそりぬいぐるみを捨てるところが切ない。ああ不器用。。それでも。
レビュー冒頭に書いたセリフは、心に響く。わたしも両親が別れているから、すごくわかる。この言葉が、子どもに及ぼす影響。力。心を暖かくすること。
わたしは父のことも母のことも好きでいて良いんだ、と思えることの大切さ。子どもにとっては当たり前に思えることだけど、親になったら…一度憎んだ相手を、子どものために赦せるだろうか。ビリーの8年の子育ての苦労を想うと、言葉も出ない。
もし自分がいなくなっても、子どもには幸せでいてほしいから。
「アニー、試合見に来てくれてたな。お前が呼んだのか。そうか…、良かったな。綺麗だったな…」
潔くこの言葉が出てくることの、人間力を見た。
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