ゴン吉

陰謀のセオリーのゴン吉のレビュー・感想・評価

陰謀のセオリー(1997年製作の映画)
4.1
メル・ギブソンとジュリア・ロバーツ共演のサスペンスドラマ。 

過去の記憶がなく、謎の組織に狙われるタクシードライバーのジェリー・フレッチャー(メル・ギブソン)。
彼の唯一の記憶、それは“彼女を守ること”。
ジェリーは告白はしていないが密かに想う女性(ジュリア・ロバーツ)がいた。
司法省の彼女を8回も訪問し、初めて合うことが出来た。
その直後、ジェリーはCIAに拉致されて拷問を受けるが、かろうじて脱走し、病院に入院するが……

前半は観てるこちらも状況を把握できず、先の読めない展開で、謎が謎を呼ぶミステリーに引き込まれる。
中盤以降、主人公がCIAの壮大な陰謀に巻き込まれていたことが明らかになる。
FBIまで登場し、誰が味方で誰が敵なのかも分からない。
厳重なセキュリティのジェリーの部屋が興味深い。
サスペンスに加えてステキなロマンスが交差します。
ヒロイン役を演じたジュリア・ロバーツが魅力的で、特にラストシーンでの彼女の微笑みが素敵です。
結末にも一捻りあり、最後まで楽しめた。
コミカルな部分もあり、サスペンスとロマンスが詰まった作品です。

2024.1 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:武満眞樹 訳)
2021.6 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替)
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