何度も観てます。
ベトナム戦争前線での米兵達の日常。
ただただ休息と戦闘の繰り返し･･･
取り分けて誰に焦点を当てるでもなく映し出されるのは名も無き米兵達。
この戦いに主人公や英雄なんて存在しません。
彼等はただの一兵卒･･･
もしかすると、この戦争には敵がいなかったのかも知れない。
｢アメリカの戦争だから･･･｣
これは劇中に語られたベトナム売春婦の台詞です。
参考までに先の大戦で日本に落とされた爆薬の量は約13万トンだそうです。
ベトナムではなんと255万トンもの量が使われたようです。
焼夷弾からナパーム弾に変わったにもかかわらず。
国内情勢もあり大国アメリカは南ベトナムから撤退を･･･
その後北ベトナムが統治することに。
実質的にはアメリカの敗北です。
敗北の意味は敗けるだけではなくどうやら逃げ出す意味まで含むようです。
まさにアメリカは敗北の文字通りなんですね。
現在進行中の朝鮮半島問題。
同じ轍を踏まぬよう願いたいものです･･･
