ダニエルボンド初作品、シリーズ21作目。
今までのボンドを全て取っ払っての新シリーズ。
秘密兵器も売りにしない、濡れ場はあるが垂らさないロマンス、ド派手な爆破もない、更には気持ちを抑えられず激情したり、拷問にもかかってしまう。
こんなの007じゃねーよ!というセリフを、ボンドの初任務という設定により、あー、じゃあしょうがないよねー、まだ若いからねー、俺仕事辞めるとか言っちゃうよねー!…とオールオッケーになってしまっている、この設定勝ちが凄い。
アバンタイトルのアクション、カジノプレイの緊張感、ダニエルクレイグの身のこなしとビジュアル、エバグリーンの美しさと、映画として申し分ない出来。
個人的に好きなシーンはエバグリーンとシャワールームで身を寄せ合うシーン。
ラストまで見ると更に切ない。
この美男美女を見るだけで楽しい作品。
新生ボンド最高!
フィリックス君はこの後足を失うとは思ってもみなかったとさ。
2015.12.04-
★★