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007/カジノ・ロワイヤルのtulpenのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
4.4
初の金髪とブルー・アイズのジェームズ・ボンド 。
6代目のクラシックボンドはダニエル・クレイグ。
若き英国諜報部員ジェームズ・ボンドが殺しのライセンスを手に入れるまでの物語。

公開されるまで
散々観ていたトレイラーでは
地味で老け臭くてどうなることやら…と不安で仕方なかった。
それを冒頭のマダガスカルの工事現場の容疑者を追いかけるシーンで一瞬にして消し飛ばした!

パルクールというエクストリームスポーツの創立者の1人セバスチャン・フォーカンの美しい技は観ていて『わぉっ!」って声が出ちゃうほど。
このシークエンスで一気にテンションが上がります。
追うボンドもかっこいい(^^)
ユーモアもあり無頼な感じもいい。
どんどん惹かれていった。

彼がマティーニを注文するシーン。
今までのボンドはステアじゃなくてシェイクしてくれ!と必ず言うのに
このボンドはバーテンダーから「shaken or stirred?」 と聞かれると
「Do I look like I give a damn?」 (字幕では「こだわらん」と訳されてた)と答えます。 ナイス!


今はもうない静岡ピカデリーにて。
2006.12/2 (97) 通算949
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