【STORY】
"007" になりたてのジェームズ・ボンドが、テロ組織と繋がる金を巡り、カジノで強敵と対峙する。
そして、007初の美しい恋の行方は…?
【感想】
まずやはり、ダニエル・クレイグ!
1996年生まれという僕の世代的に、彼が主人公として登場するのは、これまでに比べても格別の興奮があります。
初めて観たときは茶髪だし眉毛も目立たないし、従来のボンドに比べて違和感がないか心配しましたが、あの風格と演技ですし、杞憂でしたね!
メインのボンドガールはエヴァ・グリーン!!
最推し女優の登場で更に見入ってしまう…アイシャドウが濃くないエヴァの美しい素顔も見れて幸せ。
強く凛としたエヴァも、その強さがあるからこそ強調される、弱った可憐なエヴァも美しい。眼福。
そしてヴィランにマッツ・ミケルセン!!!
片目おかしいのもカジノにいるのも似合い過ぎ。突然、見慣れた大好きな俳優陣が次々現れて気絶しそう。
1回目観た時、ここまでの007を観てきて、まさか007シリーズで涙腺を刺激されるとは思っていませんでした。ボンドがまだ感情をよく高まらせる新人ということもあり、物語や駆け引きも非常に感情的なシーンが多いです。
"スパイ" と"感情" は本来相容れないものだと思うので、シリーズがいつもこうでは困りますが、彼が新人ならではの物語作りですね。貴重な今作だからこその絶妙なバランス、最高です。
新人ならではのポンコツ具合も、親のような気持ちで見守れますよね。
アクションにも当然燃えましたが、従来に比べて大きく印象に残るアクションは意外と少なかった気もします。序盤の敵のパルクールアクションが物凄かったのは、強い印象に残りますね!
局部を攻撃するのはやめたってください…見ててつらい…(けど少し笑ってしまう)
---
観た回数:2回
直近の鑑賞:DVD BOX(20.05.04)
Amazon Prime(21.09.16)