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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)のanguishのレビュー・感想・評価

3.2
3rd viewing

大長編ドラえもん 第六作

▲□ジャ…以下略。自業自得で追放されたのび太はドラえもんと共にアマチュア特撮映画を作ることに。出来杉のスカウトに失敗した二人はしずかを誘うが、のび太の思惑とは違うジャンルの映画となってしまう。そんな撮影の中、しずかの私物のうさぎのぬいぐるみがいなくなってしまう…時同じくうさぎの背に騎乗する小さな人影、宇宙人のパピの姿が…

前半と後半の情報量が違いすぎる、中々の思い出補正「小戦争」が物語るとおり玩具を兵器とする遊びの延長線上のグダグダ感覚、まぁ小学生なんだか。後半からいきなりマジモードで彼らは恐怖する。今回はのび太が言及するように道具を使わず戦った珍しい例だが「スモールライト」という運に都合よく助けられただけと言う大変しまりのないオチであったりする。

明らかに科学力の水準が上の宇宙人に対してドラえもんのチートのせいで地球の水準が高く見られていることに自分の中で処理できない矛盾が蠢くw「強化プラスチックのお陰ね」のセリフは宇宙空間において大いに笑わせてくれたw 社交辞令の通じないのび太と愉快な仲間たちに幸あれ。

オープニングの洋画のオマージュがいいです「スターウォーズ」「フランケンシュタイン」「スーパーマン」「キングコング」「E.T.」劇中でも随所に見られます。

Digression:エンディングテーマ「少年期」が挿入歌でも起用されているだけにシリーズで一番印象に残りとても大好きな曲、原作者の藤子不二雄も一番に上げている。

(20220221)-22(065)
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