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愛のむきだしのkomoririririのレビュー・感想・評価

愛のむきだし(2008年製作の映画)
5.0
愛しかない!クズしかいない!
弾丸浴びて、見終わったあと足がすくんで生きた心地がしなかった。
ちょうどゆらゆら帝国にハマってた時期でミュージカルを見てるように心がドンドコゆれた。

満島ひかりも安藤サクラもとてつもなく美しくて、まだ無名に近かった2人をここまで輝かせる園監督がお見事としか!
陰気な渡部篤郎もハマリ役。

漫画みたいな話でアングラぷんぷん。でも、熱量がすごいのだ。
『宗教にハマった義妹を助ける』
って、たった一行のストーリーのために命をかけたような映画的幸福とフェチズムがつまってるのだから。

冷たい熱帯魚で「生きるってのは痛いんだよ」って言ってたけど、この映画は
愛ってイタいから、生きてやるんだよ!ってエネルギーに満ち満ちとる

たった4時間の幸せな臨死体験。
さぁ生きる!
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