このレビューはネタバレを含みます
何というカタルシス…!
約4時間の長編ながら没入できる世界観。カルト教団の解像度が高いのは実話に基づくから?
贖罪、死、復活、昇天…
ラスト1時間で全てが崩壊し“愛”だけが残った。
信仰は、向き合えない者にとっては逃避の隠れ蓑となる。一方で、向き合う者にとっては対話や救済の術となる。
ベートーヴェン第7番が聴こえた時、互いを助け出す場面は思わず涙。
人は1人では生きていけない。だけど、信じるものを間違っては救われることもないのですね。
エログロ賛否あるけど、少なくとも配役の勝利。
まず安藤サクラの怪演ぶりに圧倒され、瑞々しくも熱量のある満島ひかりに全てを破壊された。聖書暗誦のシーンは鳥肌。
変態で線の細い主人公、爽やかに演じ切れるのはNissyの力量だとも思った。
サソリ姐さんに西子を見た気がしたよ。