あずき

愛のむきだしのあずきのレビュー・感想・評価

愛のむきだし(2008年製作の映画)
3.5
なんだろう。

この単純さ。
肉体とか叫びとか。
それが私を泣かせる。

生きるってことが、
こんな風にダサくて、
エキセントリックで、不条理で。
人なんてきっと蓋をあけたら皆そうで。

でもちゃんとしてるふりをしながら生きてる。
少なくとも自分はそうだから。

あんなに暴力にまみれた映画なのに、
ちゃんとしてるふりしてる
自分の心の蓋を開けてくれる、
その瞬間はなんだか物凄く優しいんだ。

優しくて明るいから。
それにふいをつかれて、
元気をもらってしまった。
あずき

あずき