ナツミオ

スケアクロウのナツミオのレビュー・感想・評価

スケアクロウ(1973年製作の映画)
3.5
NHK-BSプレミアム録画鑑賞

カンヌ映画祭パルムドール受賞のロードムービーの名作。

1973年米作品
監督 ジェリー・シャッツバーグ
脚本 ギャリー・マイケル・ホワイト
出演 ジーン・ハックマン アル・パチーノ

ヒッチハイクで知り合った二人の男、マックス(ハックマン)とライオン(パチーノ)が旅をするうち意気投合して、それぞれの用事を済ませてから、二人で起業しようと旅するロードムービー。

マックスは服役出所したての暴力的な男。ライオンは気の優しいユーモアのある男と性格は真逆。
旅するうちに打ち解ける二人の性格が徐々に変化していく流れが良い。
後半、マックスの妹達とバーで騒ぎ、喧嘩騒ぎで更生施設へ入所してから流れが変わる。

パチーノ演じるライオンが最初からはしゃぎ過ぎなのは、離れた家族に会うプレッシャーから最後に変わってしまったのかと思ってしまう。
なぜ彼は最後にマックスに真実を伝えなかったのか?

最後に往復切符を買うマックスの覚悟が見えて良かった‼️

余談ですが、
パチーノが小柄なのか、ハックマンがやたらデカく見えた。
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