もめん豆腐

贅沢な骨のもめん豆腐のネタバレレビュー・内容・結末

贅沢な骨(2001年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

どうでもいいけど、キャミワンピがかわいいな〜。あてくしも着てた〜。主演の女性がふたりとも特別な美人ではないものの、とってもよい雰囲気を醸し出していて、その時代の空気感やオシャンティな感じが色にも出てる。ただ、ビビリとしてはミキサーの電源が入ってないことだけはしっかり映して欲しかったのよ。電源がONになりそうでビビくった。
謎タイトルと謎死因で全体的に説明などない。慎ましく暮らす多分レズビアンなふたりと一人の男との、短いけれど子どもの夏休みのような特別な日々を描いている。別に華々しい出来事や事件がなくてもいいんだよね。この世のほとんどの人にスパイや殺し屋は関係ないもの。
贅沢な骨のタイトルの鰻の骨なんだけど、これってけっこうな太さで決して我慢できる類のものではないのよ。子供の頃に何かの魚の骨が喉に刺さってとっても苦しい思いをしたのを覚えてる。ご飯を飲み込めと言われたけど、飲み込めないんだわ。現代では魚の骨が刺さったらご飯を飲み込んだりせずに、すぐに病院へ来てくださいと言ってるので、病院へGO。
そういえば少し前まで、男ふたりと女一人の3人はドリカム状態と呼んでいたな。でもさ、それより、こっちの女ふたりと男一人の関係の方がうまくいくような気がする。それには永瀬正敏さんだからこその中性的な魅力も加味してるけどさ。この中で何回もほか弁のお弁当を一緒に食べるシーンがあって、若い頃はそういうのが苦手だったんだけど、今はその手の気軽さがいいなと思うようになってきた。若い頃はスカしてたな〜。今すぐにハンバーグ弁当が食べたいよ。
そうそう、お弁当屋さんの前にいたチラッと見えたの浅野忠信だった。みんな若かったね。
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