ろばのぱんや

D-WARS ディー・ウォーズのろばのぱんやのレビュー・感想・評価

D-WARS ディー・ウォーズ(2007年製作の映画)
3.1
正直あまり期待もしていなかったのですが、これぞ「ザ・B級」という作品だと思います。
主人公もヒロインもいかにも金をかけてないというのが一目瞭然なキャスティングですし、実質の主役は「イムギ」(ただ、「邪悪なイムギ」もいまいち抜けてるところもありましたが・・・。)であり、L.A.を所狭しと暴れまわるモンスターたちだったと思います。個人的には、近藤正臣似のFBIの捜査官が気になりました。
あと、特徴的だと思ったのは、残虐なシーンが抑え目(ほとんどない)でお色気シーンが皆無なのは、韓国作品ということもあるのでしょうけど、なんといっても、ストーリーの飛びっぷりがB級の最たるものだと思います。
B級と割り切れば、少々の無理筋は許せるかなと思いますし、割り切ってみれば、非常に面白い作品だと思います。
パンフレットにありましたが、モンスターがL.A.を大暴れするシーンは「監督の熱意」が伝わってくるような気がしましたし、エンドロールで流れる「アリランをフィーチャーしたテーマ」がラストシーンの余韻と相まって、いい感じでした。
ろばのぱんや

ろばのぱんや