りっく

絶対の愛のりっくのレビュー・感想・評価

絶対の愛(2006年製作の映画)
3.6
自己嫌悪のために他人になりたい女。
それは愛されるためではない。
愛されている自分を求めているからだ。
だが、顔を変えても心は入れ替えられない。整形のしがらみに嵌ってしまった女の痛々しい姿が胸を刺す。

ただし、感情を爆発させる場面が多すぎるのが気になる。もっと内面世界に寄り添った演出をしてもよかったか。
りっく

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