絶対の愛の作品情報・感想・評価・動画配信

「絶対の愛」に投稿された感想・評価

masa

masaの感想・評価

3.5
交際相手に飽きられたと思い整形し再び愛してもらいたいと考える女性
変わらぬ愛
整形手術の話やし主人公に感情移入は全く出来ないし 面白い話でもない。

しかし後半からジワジワきてホラーかよってなったけどlastは好き。
netfilms

netfilmsの感想・評価

3.8
 ドクターはメスを握り、顔の上にサインペンで術後の姿を思い浮かべながらアウトラインを書く。直視出来ない整形手術の様子、整形大国・韓国では今日も幾多の女性たちが別人に生まれ変わり、また新たな人生へと足を踏み出していた。大都市のカフェテリア、ジウ(ハ・ジョンウ)はコーヒーで一息つきながら、彼女のセヒ(パク・チヨン)を待っていた。しかし彼の目線の先には、美人のアルバイト(杉野希妃)がいる。ジウがずっと彼女に見惚れていると、セヒは彼を睨みつけながら店に入って来た。付き合いだして2年のこのカップルにはさして不満などないが、セヒは彼氏のジウが自分の顔に飽きているのではと疑ってしまう。自分に極度の自信がない彼女は、SEXの時も自分と違う女を思い浮かべながらしてくれと言ってしまうのだ。男はそんな彼女の存在が少し重荷になっていた。キム・ギドク監督の『ワイルド・アニマル』の制作会社、どこか抜けた所のあるジウは彼女のセヒに電話を掛けるが、応答がない。彼女は彼を残してどこかに忽然と消えてしまった。

 これまでのキム・ギドク作品同様に、失意のジウは勃起不全の男として振る舞う。失意のどん底の中で男はセヒとは違う別の女を追い求める。下手な鉄砲数打てば当たると言わんばかりに、男は女をお持ち帰りするがどういうわけか外部からの謎の人物の影に追われ、浮気相手は逃げて行き、事に至ることがない。『魚と寝る女』同様に、女は秘かにジウの様子を逐一覗き見ている。『うつせみ』のように僅かなヒントだけを残しつつ、重力に抗う軽さを伴いながら。男は勃起不全を克服出来ないまま、ある日、いつかのカフェテリアでスェヒ(ソン・ヒョナ)という女性に出会う。元カノであるセヒが忘れられない男の前に突然現れたスェヒという女性に男は恋をする。セヒとスェヒ、2人は名前が似ているだけでなく、どことなく雰囲気が似ていて落ち着くのだ。男はやがて勃起不全を克服するのだが、今度はスェヒの方にある症状が出始める。

 自分のための整形ではなく、彼氏の為に整形する女性がいったいどのくらいいるだろうか?「毎日同じ顔でごめんなさい」と呟いた女は、親にもらった顔を傷付けてでも男の為に尽くそうとする。過去と現在の自分、秤にかける前に女は現在の自分の方を誇るが、男はただひたすらに過去の女を欲しているという残酷な皮肉。やがて現在の女は過去の自分に嫉妬し、こじらせた妄執は発火点を迎える。精神の均衡を失った女は脆く儚い。キム・ギドクの映画ではいつだって純粋さと残酷さとは表裏一体である。
ルネ

ルネの感想・評価

5.0
2年付き合った彼氏が他の女に目移りすんじゃないかとの妄想に囚われ、
彼氏の前から消え整形し、別の名前で姿を現す女の物語。

彼女の嫉妬心や激しいすぎる性格も恐ろしいし、整形してしまうのもすごい。色んな意味で激しい物語。

謎な展開も面白いし、俳優陣の演技もいい。後半の展開には絶句しました。

整形大国である韓国らしく、整形に対する疑問もテーマのひとつのよう。
シンプルかつ低予算で作られているところもいい。

いささかのグロさはあるものの、そうでもないのでキム・ギドク初心者(僕もですけど)にもオススメします!恋愛の偏執的な部分や悲しさを描いた
傑作です。
楽園

楽園の感想・評価

2.0
動画配信サービス『hulu』にて、視聴しました。

ハッキリ言って、まったくと言っていいほど
観る必要がない映画です。

※個人的な意見なので、気にしないで下さい。

別れた男と女が顔を整形をして、再び現れて
接触して来たり、付き合ったり
訳わかりません。

また、映画の中の男も女も 気が狂った男女にしか思えず二人が上手くいく関係ではないのも
分かります。

よほど時間に余裕が有り、興味本位で観てもいいよって方以外は観ないで下さい。

最後まで観たアラフィフおじいちゃんが言うのも
なんですが!
日本と比較して整形に抵抗のない韓国ならではの内容だが、それでも整形に対して賛否両論、是非を問う内容。
KSat

KSatの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

再見。

どいつもこいつも整形してることで知られる韓国の社会を直球ストレートで皮肉ったラブサスペンス。

しかし改めて観てみると、新しく目の前に現れた異性にかつての相手の「面影=貌」を重ねてしまうという、普遍的な切ない噺ともとれる。

こういうのは特に、女性より専ら男性に当てはまるといわれているが、この映画で最後に無間地獄に陥るのは女性。キム・ギドクは本当にメンヘラが大好きだな。

彫刻公園や紙のお面、安っぽい部屋のインテリアなどのギドクらしい美学が見受けられ、ビジュアル的にハマるかどうかが見事に二分する映画でもある。
yayoi

yayoiの感想・評価

3.6
めっちゃ喧嘩するじゃん。めっちゃ整形するじゃん。彫刻の公園気になるじゃん。
たむ

たむの感想・評価

4.0
公開当時、私の中で神監督と化していたキム・ギドク監督の新作が未公開作品と一緒にレトロスペクティヴで上映されていました。

韓国の社会問題である美容整形をテーマに、美しくなりたい、ではないという理由で整形をするカップルの物語です。
彼は私の顔だけを愛しているのか?それとも顔が違っても愛してくれているのか?
そういう考えをする事で美容整形をする、こちらの想像を超えた展開。

やったらやり返す、倍返しだ!とばかりに行われる整形返し。

自分の見た目が好きか嫌いかは関係なく、見た目もその人のアイデンティティの一つである、そんな事に気付かされるほど、狂気に突入していく登場人物の戦慄とした思い出があります。
異国の地で孤独の内に命を落とすのはさぞ辛かったろう。彼の一番の傑作を観て悼む。
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