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駅馬車のtrswのレビュー・感想・評価

駅馬車(1939年製作の映画)
3.8
西部劇って初めて見た 色々見てるとこの辺に手をつけなくちゃいけない時期が来る

登場人物が多くてカットが短いのでストーリーが意外とわかんなくなる
でもだんだん理解できてくるし、頭から見直すとなるほど!となる

実は時代の変化とともに進化したのはアクションよりもむしろ、物語の立ち上げ部分にあるんじゃないかと思わせられる

なんで頭から見直そうと思ったか?それはこの映画がマジで面白いから アパッチとの対決のシーンはものすごいスピード感だし、手に汗握る緊張感と迫力
今の大河ドラマの戦闘シーンとかと比べ物にならない

ジョンウェインの格好良さは勿論だけど(初登場のズームショットのインパクトは抜群)
、酔っ払いの医者、トーマス・ミッチェルの役がめちゃくちゃ好き こういう人に一番憧れたりする
みんな目線の演技が上手いのよ

ストーリーの中で悪として扱われて回収されていく差別の構造(身分とか 二人の女性が親交を深めていくのは素敵)と、普通にスルーされる「ガチ」の差別の2種類があって面白い インディジェナスの夫人を見て「Savage!」って叫ぶのヤバすぎる
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