1, 見所とされているアパッチ族の襲撃シーンは、迫力満点で確かに凄い!80年以上も前によくぞここまでダイナミックなアクションシーンが撮れたな、と感心。
2, ジョン•ウェイン演じるリンゴの登場シーンが良い。出ているオーラが違う。白黒映画でもわかるもんだね。この映画の出演後、一気にスター街道まっしぐらだったのも頷ける。
3, 他人から見下され、ろくに口も聞いてもらえない娼婦のダラス。騎兵隊の軍人の妻ルーシーが産気付いた時、誰よりも身の回りの世話をしていたのは、そのダラスだった。泣ける。
4, 保安官がダラスとリンゴを逃すラストシーンが、これまた粋なんだな。二人を乗せた馬車が走り去った後、「どうだい先生、奢るから一杯やろうや?」なんつーのは、締めに最高のセリフでしょ。なんなら、翻訳もべらんめぇ口調にして欲しかった!
古典の名作を観た、という満足感でいっぱい