10年ぶりの鑑賞。
愛というテーマを、こんなに真正面から扱っていたなんて!
ラストの本棚のシーン。父親の愛が腕時計を通して娘に伝わり、その娘が兄の閉ざされた心も癒していく。一人の父親の愛が周りに伝播>>続きを読む
今年、楽しみにしていた作品の一つ。
舞台は、マルクス•アウレリウスの死後数十年経ったローマ。全盛期を過ぎたとはいえ、当時のローマの街並みを映画で体験出来たのは嬉しい。闘技場での熱狂を含めて。
暴君>>続きを読む
三船敏郎演じる三十郎のダークヒーロー感が堪らなく良いし、仲代達矢演じる卯之助の蛇の様な薄気味悪さも良い。
そして、その2人を収める一コマ一コマが、兎に角かっこいい。蔵から炎が出るタイミング、血の広がり>>続きを読む
生きづらさを抱えた主人公二人の、それでもひたむきに毎日を生きようとする姿が胸を打つ。その二人を支える周りの大人達の優しさが、またなんとも言えず良い。
同じ職場で働く山添くんと藤沢さんは、それぞれパニ>>続きを読む
ケイコの不器用だけれどもひたむきに生きる姿を、優しくそばで見守る様な映画。余計な説明も音楽も無い。それが、なんとも心地良い。
下町のボクシングジムに通うケイコは、生まれつき耳が聴こえない。プロになっ>>続きを読む
男達の熱い物語に酔いしれるはずが、、劇団ひとりさんの登場により、壮大なコントに、、
香港の裏社会に生きるホーとその相棒マークの熱い絆、ホーの弟で警官のキットとの間の兄弟の確執を描いた作品。
いやい>>続きを読む
面白かった!活劇映画として面白いだけではなく、散りばめられたメッセージにも深いものがあり、観終わった後しばらく心地良い余韻が続く。
ある藩内の汚職を告発する若侍達と、汚職の元凶である藩の重鎮達の対立>>続きを読む
今観ても色褪せない、最高のエンタメだった。
舞台は平安時代。ある武士の殺害に関係する3名の証言でストーリーは構成される(うち1名は、なんと被害者である武士が、巫女の力を通じて証言する)。
この3名>>続きを読む
アメリカ南部のミシシッピ州で起きた、ある殺人事件の話。ストーリー自体は、サスペンス色は強くなく、どちらかと言うと大味。
むしろ、本作の見所は、殺人事件に精通した黒人刑事を演じた若きシドニー•ポワチエそ>>続きを読む
内戦が勃発したソマリアから、韓国と北朝鮮の大使館員が助け合って脱出するというストーリー。これが実話だというのだから、驚きだ。
ラストのシーンが最高に切ない。
あれだけの地獄絵図から手を取り合って脱出>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
もっと、上手くなりたい。
藤野と京本が無心に漫画を描き続ける姿は美しく、尊い。
だからか、藤野が、漫画を辞めると言い出した時、たちまち彼女の生命の輝きが消えていくように見えた。
一方で、京本は絵に>>続きを読む
現代人よ、生きることを渇望せよ
ずっと、そう問いかけられていた気がする。
マット・デイモンは、逆境に立ち向かう役がよく似合う。面白かった。
既に知っている山王戦なのに、まるで初見の様に興奮するのは何故だ?
湘北と山王の選手達が登場するシーンがカッコ良すぎて、鳥肌モノ。そこで心を鷲掴みにされて、そのままエンディングまで一気に引きずられてい>>続きを読む
唯一感情移入できたのは弟夫婦。
彼らのその後が気になって仕方ない。
主人公含め、その他の登場人物は理解できなかった。人生経験が未熟ということか、、
ガンマン達の登場シーンがいちいちカッコ良すぎる。
西部に嫁いできたジルの身体を張って生きる強さ、生命力が素晴らしい。
本作の舞台は、開発が進み、失われつつあるフロンティア。そこでは、ガンマン達の居>>続きを読む
舞台は20世紀初頭のメキシコ。
山賊のファンが、ひょんなことから革命の英雄に。ここまでは面白おかしく観ていられたが、話のスケールが大きくなるにつれ、裏切りや友情そして革命の代償等、涙無くして観られなか>>続きを読む
1, 荒野•馬•決闘+音楽。どれも一級品。40過ぎてから、セルジオ•レオーネ(監督)とエンニオ•モリコーネ(音楽)のコンビにに出会えて良かった!若い時分に観ていたら、この良さがあまり分からなかったかも>>続きを読む
1, 見所とされているアパッチ族の襲撃シーンは、迫力満点で確かに凄い!80年以上も前によくぞここまでダイナミックなアクションシーンが撮れたな、と感心。
2, ジョン•ウェイン演じるリンゴの登場シーン>>続きを読む
いわゆる「西部劇」は一度も観たことが無かったけども、この作品には西部劇らしさの全てが詰まっているのではないか?
荒野の風景、疾走する馬とそして決闘。
音楽も良かったなぁ。
何よりも、若かりし頃のイ>>続きを読む
午前十時の映画祭にて。
正直、見所はオードリーだけかなぁ。
音楽は良かった
このレビューはネタバレを含みます
現在と過去の2つの時間軸がその結合点を目指して進んでいくという構成が、斬新で面白い。早く次のシーンが観たいと、こんなにもワクワクさせるのだから、評価が高いのも頷ける。
協力者に思える登場人物達は、物>>続きを読む
いや、難解。登場人物多いし、時間軸がいくつかあって、初見じゃ理解するの無理。
整理してもう一回挑戦する。
30年前に母親と映画館で鑑賞した以来だけど、今観ても全く色褪せていない。嬉しい驚きだった。
運命に抗い、真実を求めるキンブルの生き様が、心に刺さる。
キンブルの友人が捜査官に「彼が助けを求めてきた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
美しい映像に大満足。吸い込まれるようだった。
あとね、大気圏に突入する時のサンドラブロックの演技が忘れられない。「このまま死ぬかもしれない、それでもいいわ、やれる事は全てやり切った、これは誰のせいで>>続きを読む
【月イチ博士と町山】で絶賛されていたので、気になってはいたが、この度ようやく鑑賞。
父親との知られざる確執。
脚本家としての圧倒的な努力。
映画ロッキーについて自ら説明している昔のカセット音源を>>続きを読む
ジョン先生、人を殺め過ぎです。途中から、何の目的で人を殺めているのかわからなくなりました。まあ、それがジョン•ウィックか。
人類の英知は偉大で未来は明るい。
これを見たら、そう思うはず。
失敗を繰り返しながら突き進むイーロン•マスクとスペースXが凄まじい。
人類の進歩そのものを見せつけてくれた気がする。
事前に時代背景の予習をしとくべきだった。漫然とこの映画を消費してしまった感が拭えない。
臨場感溢れる戦場の映像が素晴らしく、そこで輝くナポレオンは十分に味わえたかな。あとは馬だな。戦場を駆ける馬の力>>続きを読む
映画を観たというよりは、NHKの歴史モノを見た感覚。大日本沿海輿地全図の成り立ちを知るのに、打って付けの題材だと思う。
安定の中井貴一が頼もしい。中井貴一は時代劇がよく似合う。コミカルもシリアスも器>>続きを読む
「潜水艦映画にハズレなし」と、ホイチョイ的映画生活で潜水艦映画の特集があり、その代表作として紹介されていた。ズバリその通りで、鑑賞後は名作を観たという充実感に包まれた。
アメリカの駆逐艦VSドイツの>>続きを読む
タタリ神の様なゴジラの暴れっぷりと戦後間もない人々の人間ドラマが見事に融合していて、素晴らしい作品だった。
今回もゴジラ大先生は、恐ろしかった。
このゴジラに対する畏怖の念は、日本人のDNAが呼び起>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作スペクターのラストシーンで感じた一抹の不安を抱えながらの鑑賞。今作のラストで、やっぱりそうなるかと思いつつ、その切ないエンディングに大満足。
殺しのライセンスを持つ男の人生に、幸せな家庭など釣り>>続きを読む
前作スカイフォールのレビューで、新生MI6の今後の活躍を大いに期待!と書いたが、いざ蓋を開けてみたら瓦解寸前の状態だった。おい、頼むよ笑
前作があまりにも出来過ぎだったためやむを得ないが、今作は少し>>続きを読む
映画館に足を運んでこんなに満足した作品に出会えたのは、いつ以来だ?最初から最後まで、一瞬たりとも目が離せなかった。シリーズで最高の興行収入となったのも頷ける。
MI6が新しく生まれ変わる瞬間にまさに>>続きを読む
6代目ボンドを演じるのはダニエル・クレイグ。
ストーリーは、ボンドが諜報員として”00”に昇格した後の最初のミッションという設定だから、新生ボンドの御披露目に相応しい舞台。
ダニエル・クレイグがそ>>続きを読む