2011年、ベルギーの名匠ダルデンヌ兄弟監督作。
第64回カンヌ映画祭グランプリ受賞。
Netflixにて。
監督が2003年の来日時に、施設で親を待ち続ける少年のエピソードから着想を得て製作されたという。
児童養護施設で暮らす主人公の少年シリル君(トマ・ドレ)は、再び父と暮らすことを願っているが居場所が分からない。
偶然出会った美容師サマンサ(セシル・ドゥ・フランス)の協力で父(ジェレミー・レニエ)と会う事は出来たのだが・・
オーディションで採用となり、これまで演技経験はなかったというシリル役のトマ・ドレ君の演技に胸が締め付けられます。
養育放棄問題がテーマですが、こんなケースも現実的にはあるんだろうなぁと。。
シリルが養護施設に入ったのが親の虐待が原因ではなさそうなのと、後半、悲劇で終わるの!?と思わせて、ほっとさせてくれたのは救い。
シリルの里親になるサマンサの愛。。自分に置き換えたら、出来るだろうか.....