浅野公喜

チャイルド・ゾンビの浅野公喜のレビュー・感想・評価

チャイルド・ゾンビ(1980年製作の映画)
3.7
Youtubeの映画チャンネル、FFF+ Full Free Films Plusで鑑賞可能な、スクールバスごと原発事故の放射能を浴びた子供達がある日突然帰ってきて・・というホラー。

その子供達はハグを求めるも、彼らとハグした者はケロイド状に焼け焦げて一瞬で死んでしまう点、親からすれば行方不明だった我が子を抱きしめたいのに抱きしめられないという点等がポイントで、子供達がシンプルに襲うだけでなく、より悲劇的なストーリーに仕上げる事も出来た気がするのが少し勿体ないかも。

死に方はワンパターンだったりおもちゃみたいに手が切断され吹っ飛んだりと全体的に地味な印象だったりするのですが、暗い夜道に佇む子供達が同じタイミングで振り返ったり車の後部座席からゆっくりと襲い掛かったりとスリリングな箇所がちらほらと有り、爽やかな朝が訪れてからの夫の表情で見せる「ローズマリーの赤ちゃん」的エンディングもケロイド状の死体同様強めのインパクトを与えてくれます。

古い作品なので大した刺激は無いと思いますが、おそらく今では倫理的に(?)作るのが難しい貴重な作品かもしれません。
浅野公喜

浅野公喜