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チャップリンの黄金狂時代のOSHOのレビュー・感想・評価

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)
3.6
約100年前のチャップリン映画。
街かどコントのような映画は今の時代でも十二分に笑えるけど、大掛かりのセットでの笑いになると、今の時代に観ると、正直、かなり見劣りしてしまう。

それでも、映画評論家の淀川長治さんが人生で一番に挙げた映画だし、きっと名作です。

とにかく『黄金狂時代』は笑いがやや下品で私はちょっと苦手。
この映画の名場面のひとつに、お腹が空き過ぎて、靴を食べるシーンがあるけど、私は観ていて気持ち悪かったし…

ゴールドラッシュ時のアメリカ・アラスカ、多くの人たちが金鉱を求めてきている。そのなかにはチャップリンもいる。遭難し、山小屋になんとこ逃れるも、食料すらなくなった。一方、街は賑やかで、そこにいた美女にチャップリンは片思いしてしまうも…という話し。

雪山などの大掛かりなセットが(いま観ると)ショボい。
それでもチャップリンの映画だから、笑えるシーンもたくさんあるし、フォークとロールパンを使ったタップダンスなどの名シーンもあるし、ちょっとキュンとなるシーンもあります。
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