チャップリンの黄金狂時代の作品情報・感想・評価

「チャップリンの黄金狂時代」に投稿された感想・評価

okawara

okawaraの感想・評価

4.0
特に『街の灯』がそうだと思うが、「情けや立場の逆転無しには実らぬ愛」というチャップリンのロマンチズムに、毎度切なさを抱く。
この作品も多分に漏れぬ感傷的幕引き。ヒロインが最後に見せる、どっち付かずの表情は、皮肉だろうか。

正直、小屋のシーンしか記憶になかったが、アクションもロマンスも、すべてが見事。
N

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4.0
600名ほどのエキストラの多くは路上生活者や浮浪者だった。
チャップリンが食べたブーツは甘草で作られており、何度も撮影して胃が膨れて入院したらしい。
ジョージアは代役で、キャスティングされていた16歳のリタ・グレイは妊娠したためチャップリンと結婚して降板した。
レク

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3.5
ゴールド・ラッシュに沸くアラスカに一攫千金を求めてやってきた放浪紳士。
黄金を求める欲、自然の猛威による無力さ、食糧難による飢え、女性への恋。
人間そのものを描きつつ、人が人と出会うことの価値についても皮肉を交えながら浮き彫りにする。

良い映画なんだけど、ただ一点だけ許せないシーンがある。
コッペパンにフォークを刺して脚に見立ててダンスする有名なシーンだ。
このシーンだけ切り取れば喜劇たる面白さはあるものの
雪山で飢餓に襲われ、食べ物の有り難みを学んだはずの人間が食べ物で遊ぶのは如何なものか、と。

せめて黄金を見つけた後ならわからなくもないが、女性を口説くために食べ物て遊ぶ流れは好きじゃあない。
uchikei

uchikeiの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最後わざわざ、女の子に本当は貧乏ではなく、億万長者とわからせる当たりが最高の皮肉が効いてて好き。
話が表面的なことしか分からなかった。貧乏で苦労したけど金と女を手に入れたってだけ??もっと何か意味があるんだろうと思ってしまう。
小ネタの数珠つなぎを見てるみたいに感じた。
MOMOHA

MOMOHAの感想・評価

-
パンをぶっ刺したフォークを脚に見立ててダンスするシーンが最高
さすがエンターテイナーという感じ
ぽっけ

ぽっけの感想・評価

3.9
時代を超えてもなお笑える喜劇これぞ傑作。

靴って美味しいのかなぁ
A

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4.3
チャップリンらしく、人生や世界をシリアスに見つめる目がありながら、彼の一流のユーモアと表現力で抱腹絶倒でかつ温かい作品になっています。

とにかく映画史に残る名シーンがたくさん登場します。チャップリンを少しでも知っている方なら、パンを足に見立てたダンスシーンなど、みたことある場面がいっぱい。社会派でありユーモアもたっぷり含まれた本作は、チャップリンの他作品と同様、見応えがあります。

悲劇と喜劇は紙一重...という表現があっているかは分かりませんが、この作品、そして彼の作品を観ているとつくづくそう思います。チャップリンはやはり最高の映画人だと改めて感じる一本でした。何度みても飽きない...。
有名なシーン盛りだくさんの本作。まさにチャップリンの黄金時代の作品なのかな?革靴を食べるシーンとコッペパンのフォームダンス。ラストの大晦日のシーンはめちゃくちゃ心温まって幸せなんだけど、ハッと目が覚める。この転換からくる喪失感がすっごいんだよなー。
家が傾くシーンとか冒頭の白熊が後歩いてくるシーンとか、まるでドリフだったなぁ。ドリフもチャップリンからめちゃくちゃ影響受けてるんだなぁ。チャップリンもキートンもちゃんと観なくちゃな。
さく

さくの感想・評価

5.0
人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇である。
ー チャーリー・チャップン

どんなことを書こうかと考えた。言葉でどうすればこの映画の本質を伝えることができるだろうかと悩んだが、答えはすでにチャップリン自身が残していた。これしかない。

映画に笑いと恋と悲しみの要素を組み込んで完璧に物語に仕上げるのはチャップリンしかないない。
真の天才だったと思う。
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