Shimogai

チャップリンの黄金狂時代のShimogaiのレビュー・感想・評価

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)
4.0
100年近く経った今でもこんなに楽しめるのは何故だろう。コメディ部分に関しては、次にこうなるんだろうなと分かっててもテンポ感とキレの良さで思わず笑ってしまう。今のお笑いは言葉の面白さで笑わす人が多いけど是非見習って欲しい。

パンをフォークで刺してダンスする有名なシーンはさすがエンターテイナーって感じでつい見入ってしまった。山小屋でドタバタするところは正に「8時だよ!全員集合」の世界だし。靴を茹でて食べるところはバカボンのパパがスルメで靴を作って食べるシーンを思い出した。赤塚不二夫さんはこの作品からヒントを得たのだろうか。

チャップリンが生み出した様々なものが現代の笑いやエンタメに広く影響を与えているのだなとあらためて感じた作品。
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