バニラ

おくりびとのバニラのレビュー・感想・評価

おくりびと(2008年製作の映画)
2.8
チェロ奏者を目指していた大悟は、楽団の解散を受けて故郷に戻る。
見つけた仕事は死者を弔う納棺師だった。
大伍には本木雅弘、始めは人の死で金を稼ぐ事にやましさを感じてたが、家族の最後の時に立ち会う仕事にやりがいを見出していく。
駆け出しのプロ奏者とはいえチェロに1800万はあり得ない。
大悟は奥さんに話すときも丁寧でした。
勤め先NK(ノウカン)の社長佐々木には山崎努、納棺師にしては強面すぎるけど。
良いとこあるオヤジキャラでした。
死後二週間の遺体となると大伍、風呂で身体を擦ってた。
広末涼子は一言一言に少し暑苦しさも、表情は良かった。
ネタバレほど劇的ではなく。
大伍、父の死に。
「夫は納棺師なんです」、固まった手には親子をつなぐ石が握られてた。
厳かな納棺の儀式には故人を重んじる日本の心を見た。
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