るーと

おくりびとのるーとのネタバレレビュー・内容・結末

おくりびと(2008年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

一言で言うと、この映画に対する自分の中でのハードルが上がりすぎていた。
納棺師という職業に焦点を当て、死が穢らわしいものではなく、むしろ当たり前のものであると印象付ける。そのテーマ自体には共感する。
ただ、ストーリー展開として、妻に反対されたり街で噂になったりするところから、それぞれの人が納棺師の仕事を目にする中で考えが変わって行くというのはややありがちな流れな気もしてしまった。
人生や死について考えさせられるが、他にもそのような作品はあり、響いた度合いはそこまで大きくないというのが正直なところ。
笹野さんの「いってらっしゃい、また会おうの」は印象的。
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