シャック

ロレンツォのオイル/命の詩のシャックのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

副腎白質ジストロフィーを患った男の子ロレンツォ。その両親がなんとかこの難病を治せないか試行錯誤を繰り返す様を描く。
ロレンツォの症状が悪化するたびに両親は追い詰められ、また治療法を試しては失敗して絶望の淵に立たされる。
個人的にはロレンツォは本当に幸せだったのかという思いと、全てを犠牲にしてまで我が子を愛する両親の姿への感動が相まった複雑な気持ちだった。ただ、ついに血液データの改善が見られ、両親の苦労が報われたシーンではただ感動出来た。
一番気になったのは、ニコライス教授の考え方に他の視聴者は何を感じたのか?「今いる患者だけではなく、今後発症する未来の患者にも責任を負っている。」という言葉には、科学者として正しい姿勢が示されていると思う。しかし、評価などを読めばどうもニコライス教授は悪役として描かれているらしい。そのような捉え方には疑問しか感じない。
シャック

シャック