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素晴らしき放浪者のneroliのレビュー・感想・評価

素晴らしき放浪者(1932年製作の映画)
4.2
■自由に生きる放浪者 VS ブルジョワ家庭〜🎬■
 
 
道徳や法に縛られ生きている、セーヌ川畔の本屋のレスタンゴワ一家〜
 
レスタンゴワは、妻には愛想をつかされ、若い女中にうつつを抜かしていた。

彼は、とある事件から自由に生きる放浪者であるブーデュを助ける。
 
 
自由な放浪者ブーデュは社会で生きていく気はなく、レスタンゴワ一家は道徳の悪巣であり、逆に一家にとりブーデュは不道徳の化神であった。
 
彼は、食事を台無しにし、レスタンゴワと女中の密会を妨害し、家宝のバルザックの初版本に唾をはき、夫人すら誘惑する。
 
最後はどうなる?
 
 

自由な放浪者ブーデュを演じた、ミシェル・シモン氏の演技が笑えて面白かった〜♪
 
私が好きだったサッシャ・ギトリ監督の『毒薬』の主人公も彼が演じた。
 
 
 

■ジャン・ルノワール監督作品〜🎬■
 
 
印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワール氏の次男〜
 
☑️ヌーヴェル・ヴァーグ:ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー

☑️ネオレアリズモ:ロッセリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ
 
他、ダニエル・シュミット
ジャック・リヴェット監督に影響を与えた〜
 
 
『ピクニック』(1936)★
『大いなる幻影』(1937)
『ゲームの規則』(1939)
『南部の人』(1945)
『河』(1951)
『黄金の馬車』(1953)
『フレンチ・カンカン』(1954)★
『草の上の昼食』(1959)
 
 
★は見た作品〜🎬 
見よう見ようと思っているけど、まだまだだな〜汗
 
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