素晴らしき放浪者の作品情報・感想・評価

『素晴らしき放浪者』に投稿された感想・評価

30年代を疑う先鋭さとクラシカルさ
観客との距離感 譲歩具合絶妙

川を撮らせたら右に出る者はいない
RIO

RIOの感想・評価

4.0

さすらいのウェスタン級の命の重さ
自分から川で溺れ死んでも天国に行けるよというライトタッチ

大切な犬がいなくなりブーデュは街を歩いているうちに人生の虚しさに耐えられなくなってセーヌ川に飛び込んだ …

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nofm

nofmの感想・評価

3.7
序盤の公園〜自殺未遂までとてもよかった。
公園の美しさよ…。

保護された家でのドタバタは個人的にノレなかった。

終盤の川は普通によい。

最高の映画作家が最高の俳優に対する敬意として献上した特権的作品、天才たちの極個人的なフィルムが溢れんばかりの魅力を湛えて我々に唾を吐きかける。

煌めく河とは対象的に凄まじく不潔なミシェル・シモンの…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.6

世間の常識を一切知らないフリーダムで無垢な浮浪者を演じるミシェル・シモンの怪演の素晴らしさもさることながら、そんな男を家に居候させたことから中産階級の家庭の虚構が剥がれ落ちてしっちゃかめっちゃかにな…

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Masa

Masaの感想・評価

4.8
異常な話なのにこんなにキュートなのは何故ですかね
水辺のシーンはもちろんショットも演出もスムーズすぎてまったく古くない
というかこんな映画今も撮れない
okawara

okawaraの感想・評価

4.5
人物が絶えず家屋のなかを移動する様子、すなわち頻繁に部屋の扉が開けられる光景を捉え続けることで、不倫劇の崩壊(それは扉が開けられるか否かというサスペンスにほかならない)を用意する手つきが素晴らしい。
a

aの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

結婚式で演奏隊を撮る時、柵越しに、しかも草むらの中にカメラを置き、そこから徐々にカメラを移動させ、カットを使わないままブーデュとアンヌマリを移していくという工夫が素晴らしかった。
また、船に乗ってい…

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a

aの感想・評価

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2回目
突き詰めれば映画の作り手にとって上手いと言われることは褒め言葉でも何でもないことが良く分かる
ぬっこ

ぬっこの感想・評価

5.0
ミッシェル・シモンの身体が躍動しコメディーと化す。
傍若無人な様と、一つ屋根の下の恋の物語。自殺しようとする時の群衆に驚いた。
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