大ヒット作の続編。続編だと侮るなかれ。前作に勝るとも劣らない面白さ！アクションシーンの迫力は勿論の事、ギャグ！アメリカのアニメーションで出てくる「アメリカン・ジョーク」って個人的には寒い事が多いのですが、本作は別。ギャグがどれもこれも面白くて笑えました。今回は主人公ポーの隠された生い立ちについて触れられていて大変興味深い展開です。今回の敵役は悲しみを背負い、深く心に傷を負っている。それを「征服欲」に転化させ、誰に向けたらよいかわからない「復讐心」を持っている。軽いノリの作品なのに、ここら辺はギチギチに作り込まれているのが面白さに加えてストーリーに深みすら感じるポイントなのかな。ポーが敵に向けて贈る言葉にジーンとさせられたり...。そしてエンディングで流れる2Ｄアニメーションの質の高さ！！「3Dアニメーションではなく、2Dアニメーションで制作しても良かったかも？」と思わせる仕上がり。第3作目が気になって仕方ないエンディングでしたので、まだまだ「カンフー・パンダ」楽しませてもらいますよー！（第4作目も公開されるの？）
