千利休

青い青い海の千利休のレビュー・感想・評価

青い青い海(1935年製作の映画)
4.2
35年のウクライナ映画。スクリューボールコメディ的なストーリーも面白いのだが、やはりモノクロの海の迫力の凄さに尽きる。モノクロゆえ決してその青さは分からないはずなのだが、何よりも海らしく海なのである。勿論ゴダールが引用したネックレスのシーンも素晴らしく。「羅生門」の先取りともいえる太陽に向けたショットも流石。時代を感じさせない名作であった。
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