ボリス・バルネット監督作もう1本。こちらは1935年のトーキー作品。
カスピ海の嵐で難破した船の乗組員、アリョーシャとユスフは、二日間漂流し、美しい島にたどり着く。
アリョーシャは船の整備、ユスフは漁業の手伝いをしてしばらく滞在するが、2人ともコミュニティのリーダー役の女性マーシャに一目惚れしてしまう。
恋の駆け引きのあれこれあり、荒れた海での海難事故あり、、3人の関係はどうなってしまうのか・・・
アリョーシャとユスフが同じボーダーシャツ&もんぺ風パンツ、マーシャもボーダーシャツなのが可愛い。
ジャケ写は、アリョーシャがマーシャに歓喜のキスを浴びせてるシーン。(この間、ユスフは村人に胴上げされてて、おいおいアリョーシャ待てやお前!状態です。笑)
2人のマーシャの取り合いが何とも可笑しい。押すのかと思ったら引いたり、諦めたのかと思ったら攻めに転じたり。笑
マーシャも二人の気持ちに揺れてるようで揺れてないようで。笑
プリミティブな人々の魅力と、海の力強さと美しさも良かった。