逆境に打ち勝ってこその甲子園。
しかし逆境って自分で言ってるんだから世話がない。
結論から言えばもっと面白くなったはずだ。
「少林サッカー」よろしくな内容のはずだが、何か弾けない。
あと大袈裟にやりすぎた部分と、そうでない時の落差が激しい。
それぞれと逆に抑えてほしかったり、もっと弾けてほしいとこがはっきり見えるのはまずい。
それと肝心の野球部員の笑わせる演技が下手ということ。
笑いのセンスが分かっていない演出共々残念。
ところが各キャラに関しては大袈裟なほど良い。こちらは逆境からの光明が見えた奇蹟(笑)
特にココリコ田中はさすが芸人。笑いを一人でもっていく。
「それはそれ。これはこれ。」このいい加減さが最高です。
紅一点ヒロインの堀北真希も可愛く、藤岡弘の海を走る映像もよく撮ったなと関心。
ラストは蛇足な部分が多く試合終了でそのまま終わった方がよいし、112点を逆転するまでが省略させすぎ。
キャラの良さと構成のバランスがいびつなので勿体無い。