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未来を生きる君たちへのmerrymoreのレビュー・感想・評価

未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)
4.1
最初が肝心なんだ
わからせるんだ
報復によっていじめっ子は虐めなくなったけど、その理由は恐怖心なのか、相手の気持ちは理解できたのか

医師アントンは周囲の反対を聞かず極悪人ビッグマンの治療を行い、ビッグマンは足の切断を免れたにも関わらず人を貶める言葉を吐き極悪行為をやめる気配がない
そんなビッグマンに自分の酷さを気付かせて理不尽な暴力を終わらせるにはどうしたら良いというのか

少なくとも映画の中でのこの二つの出来事に関しては、復讐によって、根本的ではないが悪に終止符を打てている

クリスチャンは、復讐により、事故ではあるけれどエリアスを危険な目に合わせたことで、罪悪感に苛まれる

正義感から復讐に燃えることの危険さ
正義感により"赦すこと"では無くならない悪

答えの見つからない課題を課されたといった感じだ
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